ごみは毎日生活する中で、必ず発生します。しかしどんなごみも、ごみになる前は私たちにとって必要な様々な”もの”でした。その”もの”を作るためには、多くの資源が必要です。そして不用となってしまうと、そのごみを処理するためにもエネルギーが必要です。そのとき、大量の二酸化炭素が排出されます。
二酸化炭素の増加に伴い、地球の温暖化が加速しています。年々、異常気象による災害の規模は大きくなり世界的に深刻な事態となっていますが、これも地球温暖化が原因の一つと言われています。
異常気象により、日本でも集中豪雨によるがけ崩れや洪水・浸水の被害が数多く報道されています。
地球温暖化防止活動は、待ったなしの状況です。
現在、教育現場での環境教育は、各学年で幾つかの教科や総合的な学習の時間に取り入れられています。今回のお助け情報では、どの学年でもすぐに取り組める環境教育の一つとして、「ごみ」の問題を取り上げました。「ごみ」の学習は、幅が広くそして奥が深いと言えます。
年間指導計画の中だけでなく、掃除の時間や給食指導など特別活動で扱うこともできます。参考資料や講師の紹介など、必要に応じてご活用ください。(和澄 鏡子)
<対象> 小学校1年生~6年生
<教科> 生活科(1・2年) 総合的な学習の時間(3~6年) 社会科(4年)
理科(6年) 家庭科(5・6年)
<参考資料>
参考となる教材など
参考指導案(認定NPO法人 川口市民環境会議 実施例)
指導案1(リサイクル)
指導案2(食品ロスとエコクッキング)
指導案3(環境全体、体験学習)
<このテーマでの環境学習に対応可能な個人・団体の紹介>
※リンク先にはプロフィールや連絡先があります
個人
神山 裕則
牧野 真知子
守谷 裕之
瀧本 義継
栗原 和子
団体
認定NPO法人 川口市民環境会議
(リサイクルプラザ)