本校は川口市の北東部に位置し、綾瀬川や伝右川が流れ、榎戸公園が隣接する自然に囲まれた学校です。周りの環境を生かし、学校、家庭、地域一体となって環境活動に取り組んでいます。
第5学年の総合的な学習の時間では、子どもたちのイメージする環境問題について考えを集め、一人一つテーマを絞り、調べ学習を行います。調べた内容は、クラスごとに行う「戸北っ子環境サミット」の中で、クラスのみんなに取り組んでほしいこととして伝え、新聞として掲示もします。様々な環境問題について学んでいく中で一人一人が環境問題に対して関心をもち、日々の生活に生かしていくことをねらいとしています。
また、エコ委員会を中心として、学校全体で古紙回収に取り組んでいます。リサイクルされて戻ってきたトイレットペーパーを学校で活用しています。このようなリサイクル活動を通して、ゴミの減量や新たな資源の節約の大切さを子どもたちが実感を伴って経験しています。
さらに、PTA・おやじの会による美化活動クリーン作戦など、定期的に学校周辺のゴミ拾いを行い、子どもたちが気持ちよく過ごせるよう地域の美化に努めています。教員や子どもも一緒になってごみ拾いをし、学校と地域が一つになって自分たちの住む街をきれいにしています。