「川口の麦味噌への取り組みで地域に関心を持つ人を増やす」
嘗て川口は大麦が栽培されおり江戸後期には良質な水を活かし大消費地である、江戸・東京に近く芝川や荒川を活かした舟運が盛んで市内の元郷・十二月田(現在の末広)周辺はピーク時には周辺には味噌蔵が10工場近くあったと記録されています。その麦味噌を現代に蘇らそうと数年前より活動を開始しました。
同じ荒川流域の川島町の夏の郷土料理「すったて」(冷汁)を地元の郷土料理普及会の方々に講師をして戴き料理教室を開催しました。夏は温暖化センターの依頼で小学生を対象の味噌つくり講座、秋には旧田中家住宅で味噌講座などを行いました。
これからも、川口発の県産原料の麦味噌を食育や文化を広く伝える活動を心がけて参ります。