本校は、東側に綾瀬川が流れ、その周りに広がる綾瀬の森を活用し、自然に親しみ、主体的に行動できる児童の育成を目指して教育活動を行っています。
低学年では、生活科の「自然と遊ぼう」「生きもの博士になろう」などの単元で、綾瀬川や綾瀬の森に棲む昆虫や植物と触れ合う活動を行いました。植物を生かした遊び、生きもの探しを行い、季節ごとの自然を味わいました。また、埼玉県環境教育アドバイザーを講師に迎え、綾瀬川を取り巻く環境について詳しく学ぶ機会をつくりました。
中学年では、総合的な学習の時間に「綾瀬川探検隊」を単元に設定し、植物・昆虫・鳥・川に棲む生き物などの観察や調べ学習を行い、発表しました。さらに、国語科「綾瀬の森の住人になって詩を作ろう」の学習では、詳細な観察を通して動植物の特徴をつかみ、詩に表現しました。
これらの学習を通して、児童は自然を身近に感じ、環境を守っていこうとする意識が高まってきています。今後はさらに、地域で活動している団体との連携を高め、本校の特色ある活動として学習を発展させていきたいと思います。