資源リサイクルと障がい者の仕事づくり
学校や企業から寄付された「使い終わった紙」を障がい者施設で回収し、製品化する。それを販売した収益を障がい者の工賃とする。このグリーンサポート運動は、今年で11年目になります。
汚れていない紙ならほとんどリサイクルしているグリーンサポート運動。しかし現在はコロナの影響で学乳(学校給食用の牛乳パック)のリサイクルはほとんどストップしており、早く以前のような状態に戻って欲しいと願っています。川口市および蕨市のほとんどの小中学校がグリーンサポート運動に参加しています。
特に小学校ではリサイクルが授業のなかに取り入れられています。生徒さんたちにより理解を深めてもらうためにトイレットペーパーを提供しています。
この運動の協力会社であり、集めた古紙を製紙会社に納入している㈱富澤様のご厚意により集めた古紙からできあがったトイレットペーパーを無償でお渡ししています。これにより川口市および蕨市の小中学校では循環型リサイクルが一部完成しています。
グリーンサポート運動は持続可能な社会づくりの第一歩だと考えています。
(NPO法人グリーンサポート運動推進協議会 理事 瀧 修二)