川口の奥座敷・神根東小へようこそ
東北自動車道と外環道が交わる川口ジャンクションからほど近く、緑豊かな自然が残る神根の地に本校はあります。
「川口のあいうえお」にある「植木の里」として、周囲には数多くの植木園芸農家が点在しています。
学校応援団でもある農家の皆さんのご協力で、本校は毎年校内の水田で稲を作っています。
昨年度、環境教育で市の委嘱発表を行いました。今年度は、埼玉県学校環境緑化コンクールに参加しています。
神根東小学校=環境教育実践校という一つのスタンダードが生まれてきていると感じています。
古来より日本人と稲作は切っても切れない間柄です。
その米作りの第一歩から子供達は学んでいきます。収穫する喜びと同時に先人のご苦労も学びます。
生きることは食べること。食べる意欲は生きる意欲につながります。
「いただきます」の意味を肌で感じることが大切なことなのです。また、稲には捨てるところは一つもありません。
究極のエコ食材といえますし、学校ですから当然無農薬で安全です。
学校の近くには伊奈氏の「赤山陣屋跡」がありますが、伊奈氏は荒川や利根川の治水に尽力し、
芝川一帯を水田に変えるなど、江戸幕府を土台から支えた功労者です。
学校のすぐそばを通る「日光御成道」も最近ではパレードで有名になりました。まさに川口の奥座敷のような落ち着いた環境の中、
これからも自然と豊かにかかわり、生き生きと学ぶ児童の育成を図って参ります。
*「かわぐちエコ散歩」2014年10月号より