フォーマザー保育園は、2000年7月に東川口に開園しました。
太陽と土と風と草木に囲まれた環境を子どもに提供したいとの思いから、保育カリキュラムには、
自然に接する機会や草木を多く取り入れたものになりました。
平成21年には、自然を大切にできる子を育てるために「地球温暖化防止のための4つの約束;はっぱのひみつ」
(ベネッセコーポレーション企画)運動に取り組みました。「見ないテレビは消す」などCO2削減の具体的な行動を実施するものでした。
平成25年には、一歩すすめて、埼玉県木育推進員のかたに来ていただき、木の役割と生活のむすびつきを学びました。
また、木の玩具で遊んだり、のこぎり、きり、かんなを使ってペンダントを作ったり、子供たちは木の大切さと温かさを知りました。
このような活動が認められ、フォーマザーは、平成26年3月14日に「埼玉県木育推進園」に認定されました。
木育を通して、環境教育に取り組んできたフォーマザーですが、今回、埼玉県と川口市の補助金、そして川口市民の寄付をいただいて
太陽光発電の設置をすることになりました。今後は、フォーマザー西立野保育園の園児と「市民共同発電所」を中心に地域の皆様を巻き込んで、
地球温暖化防止の環境教育が果たせるよう頑張りたいと思います。
(園長 辻 智歌子)
*「かわぐちエコ散歩」2015年1月号より