知恵をしぼって環境教育
今回、「学校自慢」の原稿をとのご依頼をいただきました。ちょうど、川口市教育委員会から
「平成27年度川口市学校ファーム推進校」の委嘱決定が通知された矢先のことでしたので、不思議なご縁を感じております。
稀有な例だと思いますが、本校は、平成23年4月に学校を引越しました。超高層マンション「エルザタワー55」の直ぐ近くで、
5階建てのモダンな外観の新校舎が目を引きます。敷地の関係で、かなりの広さの栽培園が、屋上に設けられています。
周囲に立つ高層マンション群から、この屋上栽培園がよく見えることでしょう。
栽培園としての維持・管理面では、たいへん苦労していますが、生活科や理科の年間指導計画に沿って、
サツマイモやジャガイモなどを栽培しています。
また、校舎1階の2年生教室の前には、PTAの皆さんが手作りしてくださった2坪ほどの「観察池」があり、
野生メダカの群れが元気に泳いでおります。小動物舎では、モルモットと小鳥を飼育しています。
この他、児童環境委員会が呼びかけて、毎月末に牛乳パックの回収活動を行い、児童の環境意識の啓発を行っています。
さまざまな制約条件の下だからこそ、教師の側の創意工夫が試されていると言えます。
*「かわぐちエコ散歩」2015年4月号より